待つこととタイミング

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今日は久しぶりに・・・

二週間ぶりくらい・・・(笑)にフリースクールへ。

わが家では、ホームスクーリングをベースに、子供たちの気持ちややりたいことに合わせて

フリースクールなども併用しながら、アンスクーリングを楽しんでいます。

久しぶりに長女がフリースクールへ行くということで、朝、弟たちにも行きたいかどうかを確認してみると

弟たちの答えはノーということで、お姉ちゃんの準備だけ整えて送っていくことに。

お姉ちゃんを車から降ろすと、末っ子の方は学校へ行きたくなった様子。

兄の気持ちを確認すると、兄は帰りたい、とのこと。

新年度に入ってから、度々起こっている、兄と弟たちの意見の不一致。

結局のところ、行きたい末っ子をおいて、お兄ちゃんだけ連れて帰ればいい。

だけのことなのだが(笑)

末っ子は一人では絶対に行きたくない!かおちゃん(私)がいなくちゃ嫌だ!

という主張。

兄は帰りたい、という主張。

子供が一人の時は、「オーケー!君の気持ちを大事にしよう!」

で済んだことが、二人、三人と、メンバーが増えていくことで

事態はややこしく混乱を極めるのだ。

いったん気持ちを受け止める

とはいえ、もう日常茶飯事のことなので

あまり悩まないことにしている(笑)

個人の気持ちを一度しっかりと受け止めて、聞いてあげます。

「うんうん、君は学校へ行きたいんだね~、遊びたいんだね~」

「あ~そうかい、君は帰りたいんだね~、他にやりたいことがあるのだね~」

それぞれの目を見て、わかったよ、という私の気持ちを伝えてます。

できる事と、出来ないことを伝える

そのうえで、私のできることと、出来ないこと、それらをはっきり、しっかりと伝えます。

弟へ、私は一緒に学校へ行って、遊ぶこともできる。

でも、にいには帰りたいと言っているから、にいにの気持ちも大事にしてあげたい。

だから、ずっとここで遊ぶことはできないよ。

そのように伝え

兄には、弟はここで遊びたいと言っている、にいにのやりたいこともやれるようにするので

弟のやりたいことも少しやらせてあげたいと思っている。

それらを伝え

そのうえで、どうしたら良いのか、子供たちにも考えてもらいます。

私が決めるのではなく彼らが決める

私がいつも心がけていること。

それは、どんなに小さな選択でも、自分たち自身で考え、答えを出してもらうようにしています。

結局、親や大人が決めた答えだと、何か不満や嫌なことがあったときに、怒りや不満の矛先を

その対象を自分以外のものへ向けてしまうから。

自分たちで悩んだり、相談したりして・・・

結果的に自分が出した答えには、みんなそれぞれ責任をもってくれるし、納得して次の事態へ向き合うことができる。

そして、自分が選択した経験から得た失敗もかれらの学びになっていくと感じています。

とはいえ、子供たちが考え、自分の気持ちを確認する時間・・・

それを待つことが、大人にとって最も大変なこと・・・( ;∀;)

大人は子供たちと違って、ついつい有効に時間を使おうとしたり、何も生産性のない時間をもったいない!と感じてしまったり。

子供たちの時間軸と、大人が感じている時間軸は、やはり明らかな違いがあるように感じます。

だから、その子供の時間軸に合わせて大人が待つ、という行為こそが

子育てで何より難しいのかな~とも思います。

わが家では、もの心が付くかつかないかの小さな頃からでも、私は極力子供たちには、自分たち自身で選択し決めてもらうように心がけてきました。

ものごとの状況や事情を説明したうえで、あなたはどう考えるか?どのようにしたら良いかな?

と一緒に考えるように自分たちが納得できる答えがでてくるのをひたすらに待つのです(笑)

その時に、こうしなよ!とか、これをしなさい!とは言わないけれど

「私はこう思うよ」などの母としての自分の気持ちは伝えることにしています。

少し余談を・・・

「待つ」ことのコツは時間に余裕を持つこと。

そして、優先順位をつけたうえで、下位のものは手放す。

↑これが結構大切。

すべて完璧にこなそうとすればストレスも生まれるので

やらなくても死にやしないことは手放すことです(笑)

私のなかで、いつも上位の3つは

子供たちとの時間、仕事、家のこと。

大概は、掃除できないな~、片付けできないな~、ご飯作れないな~

この辺りは、「ま、いっか」と簡単に手放され

その隙間ができた時間を子供との時間に補充したり・・・しています(笑)

相手を思いやる

自分がしたいこと、と、相手がしたいこと・・・

それぞれが入り組んでいるなかで、どうしたら最善の方法なのかな?

子供たちも、考え、もちろん私も一緒に考えます。

弟の気持ち、兄の気持ち。

おんなじ大切な思いです。

私は、どちらの気持ちもとっても大事だよ、だからこそ

二人共の気持ちを大事にしたいんだよ。

じゃあ、午前中またくん(弟)のやいたいことをやって

午後はとらくん(兄)のやりたいことをしようか?

私の素直な気持ちを伝えると、二人とも「オーケー」の合図。

大事なことは「認められている」という安心感

相手を思いやったり、大事に思えるのは・・・

自分自身がいつでも「認められてる」という安心感が根底にあるということ。

自分の話しを聞いてもらえている、耳を傾けてくれている

そんな小さな積み重ねだけど

そんな小さな積み木のような成長が、子供たちの相手の気持ちを思いやれることへと

繋がっていることを私は、彼らの成長と子育てを通して学ぶとこができました。

長男のモンスターのようなワガママ時代は、嘘のように消えて、今は

ワガママモンスターの弟を尊重し、優しくできるようになりました。

本当に感動の成長です。

お父さん(旦那)には、怒らないし、何でも子供たちの気持ちを聞いている私をみて

「甘やかし過ぎだ」と何度も言われたこともあったけど

でもこうして、一歩一歩成長していく姿を見ていると、

諦めずに、彼らの成長を見守ることがどんなに大切なことなのか、身をもって感じます。

最後に

よくそんな子供を甘やかして大丈夫なの?とか

何でも子供の好きなようなさせるの?とか

言われることもあるのですが・・・・

基本的にやりたいこと、やっても安全なことは可能な限りに存分にやらせてあげます。

そして、彼らの言いたいこと、思いも可能な限りに尊重し聞いてあげます。

けれど、その中でも、できないこと

私が間違っていると感じたことは、はっきりと明確に彼らに伝えるようにしています。

まだ小さく理解に難しい場合には、簡単にシンプルに、分かりやすく

良いことと、そうではないことをしっかりと伝えます。

怒らないのか?といえば

むやみに怒鳴ったり、叱ったりすることはありません。

しかし、どうしていけないのか、何がダメなのかを、納得のいくまでとにかく伝えるように心がけています。

本当に思うこと・・・

それは、子育てには正解なんてないということ。

親は子を思い、愛し

子を育て、家庭を守っているもの。

そこに愛がある限り、子育てに良いも悪いもないということ。

子は、私たち大人が思う以上に、しっかりと物事を見ていて学び自由に成長していくものです。

そんな個々に輝く子供たちの個性を、大人は縛り押さえつけることなく

いいんだよ、あなたはそのままで、最高なんだよ!

そう背中で伝えられる大人でありたいし

そんな世界になってくれることを心から願っています。

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