アーユルヴェーダでは、朝起きたときに必ず舌磨きをすることを勧めています。
20年ほど前にインドへ旅していた頃、知り合ったアーユルヴェーダの先生が教えてくださり、インドで早速購入してきた私は、かれこれもう、20年以上も習慣となり続けています。
とはいえ、日本ではあまり認知度が高くない、タングスクレーパーという舌磨きの効果や使い方などをご紹介していきますね☆彡
アーユルヴェーダからみた舌磨き
インド発祥の医学アーユルヴェーダでは、毎朝、歯磨きと同時にタングスクレーパーを使って舌磨きをすることを勧めています。
それはいったい何故なのでしょうか?
アーユルヴェーダでは、不要なものを排出することを、とても大切なことと考えます。
体のなかに不要なものを貯め込むことで、それらは「アーマ(毒素)」となり体内の機能を阻害する恐れがあるからです。
アーユルヴェーダでは未然に不調や病気を防ぐために、食べ物やハーブ、スパイス、ヨーガや瞑想など・・・日頃からアーマを貯めないよう日常生活を送ることを推奨しています。
タングスレーパーでの舌磨きは、そんなアーユルヴェーダの毎日行う基本的なケアの一つでもあるのです(^^♪
寝ている間に私達の舌には、前日に食べたものカスや、未消化のものが舌の隙間にはたくさん溜まっています。
そこには、汚れや細菌が蓄積され、口臭や虫歯の原因にもなると考えられています。
歯磨きをせずに、そのまま食事をしてしまうことは、その汚れや毒素をそのまま体内に取り込んでしまうことになります。
だからアーユルヴェーダでは、朝起きて必ず歯と舌を磨いてから、白湯を飲むことを勧めています。
よく、朝ごはんの後に汚れを取るために歯磨きを!という方も多いですが
朝起きてまず一番初めに歯磨きをすることが、アーユルヴェーダ的な浄化方法です☆彡
私は20年来、起きたらすぐに歯磨き&舌磨き派です!
タングスレーパーの使い方
タングスクレーパーの使い方は簡単です(^^♪
舌磨きですから丸くなったほうを口の奥へ入れて、舌を優しく前方に引き出します。
軽く2~3回行い、タングスクレーパーは水洗いをし、口の中を軽く濯げばOKです!
タングスレーパーの注意事項
- 舌が荒れているときなどは使わない
- 異常が出たら使用を中止しましょう
- 衛生上の理由から使いまわしはしないようにして、一人一本マイタングスクレーパーを持つ
- 舌の奥のほうまでいれたり、強くこすったりしない
- 噛んだりしない
- アーマを取る目的以外に使わない
タングスレーパーの種類
舌磨きに使うタングスクレーパーは、タンククリーナーとも呼ばれ、様々な素材のものがでています。
- 銅
- ステンレス
- ゴールド
- シルバー
- プラスチック
- チタン
ちなみに私は初めてインドで買ったのはステンレス製で
今は銅製のものを使っています。
プラスチックのものも使いましたが、やっぱり銅が一番使い心地が良かったです☆彡
アーユルヴェーダでは、銅は非常に体に良い素材と考えられています。
銅には抗酸化作用があり、水を綺麗にし、その水を飲むと腸の働きを促し便通を良くしたり、心臓の働きを整える、ウィルスの成長を阻害すると言われています(*’▽’)
私のアーユルヴェーダの先生も銅で作られたポットやコップに水を入れて一晩置き、これを翌朝飲むことを勧めていました。
タングスレーパーの効果
タングスクレーパーの効果はやったその時から確実に実感できるのが嬉しいところです。
タングスレーパーの効果をいくつか挙げてみたいと思います(*’▽’)
- 舌が敏感になり食べ物が美味しく感じられる
- 口臭や虫歯の予防
- 食べ過ぎの防止
- 胃腸の調子の改善
- 毎日の健康管理ができる
- 口内が清潔になりスッキリする
まとめ
もうかれこれ、20年以上もタングスレーパーを愛用している私が、こうして続けているということは、長年の効果と実感が感じられるからなのだと思います。
もう今更、ない生活には戻れないので、使っていなかった時がどんなだったのか、分からなくなってしまいましたが・・・
朝起きて、体に溜まったアーマを取り除き、新しい一日を始めることは、一日を前向きに、そして健康に過ごすための第一歩のような感じがしています(*’▽’)
口は人間にとって、とても大切なツールのひとつです。
何か大切なことを伝えたり、美味しいものを食べたり・・・そんな大切な体のツールでもある、口を清潔に清めてから始まる一日が私は好きなのかも知れません。
皆さんもぜひ、新しい健康の習慣を取り入れてみてはいかがでしょうか??
舌みがき タングスクレーパー 銅製
昔、インドの先生がこんなことを仰っていました。
人は習慣によって作られる。
より良い習慣を積み重ねていけば・・・より良い人生になる。
良い習慣を続けて、健やかに平和に暮らしていけたらいいものですね♡
今日もありがとうございました(^^♪
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