長男の所属しているフリースクール幼児の部の卒園式(かりゆしの日)が
無事に開催され、長男もセレモニーへ出席してきました♡
一張羅はパジャマ
一応、卒園式という大きなセレモニーということもあり
朝起きて、パジャマ姿の彼に
「せっかくだから、おしゃれしていく?」
と聞いてみたところ・・・
「これで行く」とさっきまで布団に入っていたお気に入りのパジャマで出席することを宣言。
今一番、彼が気に入っている虫さんのパジャマ・・・
彼にとってパジャマという概念などないため、気に入っているもがあれば
朝でも昼でも、そして夜でも関係なく着るだけ。
虫さんのパジャマはお気に入りだから、夜も着ていたし
だからこそ、卒園式にも着ていきたいのだ・・・。
「オーケー!」
彼の気持ちは理解できたので
そのままお気に入りのパジャマでセレモニーへと参加することになったのでした(笑)
保護者が作るパーティのお料理
セレモニーの後は、在校生やその保護者が集まって、懇談会が開催されます。
その際のお料理は、みんなが手作りをしてのビュッフェスタイル♡
今回、わが家が作ったものは・・・
ベジロール♡
在校生のなかには、ベジの方もいるので。
ヴィーガン仕様でお作りしています(*’▽’)
黒米を混ぜたお米に、アボカド、稲荷の皮、ビーツのフムス、胡瓜、人参ラペを入れて巻き巻き♡
その他には、ひよこ豆のファラフェル、焼き野菜、苺、などなどを
もりもりっと乗せたオードブルスタイルに。
当日、お料理が並ぶと・・・
なんて、豪華で華やか~♡
しかも、半分はノンベジ、半分はベジ。
こんな普通の会食会で、ベジご飯がこんなに並ぶなんて普通では考えられない嬉しさ♡
フリースクールには、子供の個性はもちろんのこと
大人の個性の豊かさと、その個性が尊重される空気が、私たちにとっても最高に心地が良いのです(*’▽’)
涙あり笑いありのセレモニー
フリースクール小学部と幼児部と合同で行われる式典では、
今年卒業の6年生と年長さんが混ざりあい、卒業のお祝いをします。
名前が呼ばれ、前へ出て卒業証書と記念のアルバムの授与が行われるのですが、
前に出るのが苦手・・・人前に出るのが緊張する・・・
そんな子供たちは強制されることなく
自由な場所から参加が許されています。
あ~、こういうところも、このフリースクールの素晴らしいところだな~と思います。
子供にも大人にも色々な性格や個性があって
得意なことも苦手なこともあります。
そんな自分の個性を否定されることなく、認めてもらえる場所、受け入れてくれる大人たち・・・
「みんながやっているから、あなたもやらなくては駄目よ」
そんな植えつけなく、ありのままの存在がありのままで許される場所
このような場所があることが、子供たちの成長にとってどんなに意味のあることなのか
多くの教育現場で見て欲しいことだな~と私はいつも感じています。
おめでとう!!
結局2年間在籍したなかで、出席回数は
両手に収まるほどだった彼。
あまりに、登園しない日が多かったので、このまま在籍していていいのか?
辞めてしまった方がいいのか?
そんなことを悩んだ日も多々ありました。
わが家の場合、長女も小学校へ上がるまでは、ずっとお家にいたい!と
幼稚園や保育園に所属することなく家で見ることになりました。
そんな彼女も、自然とお友達と遊びたい、世界を広げたい!と家というホームフィールドから
自然と旅経つ日がやってきました。
その様子をじっと見守ってきた私にとって・・・
彼もまたきっと自分のタイミングと時期が訪れたら、そうなるに違いない。
そんな思いがあったので、あまり焦ることなく、「今の彼の気持ち」を大事に最優先して
一緒に過ごしてくることが出来ました。
フリースクールのスタッフや校長先生も
「かおちゃん(私)が大変でないのなら、彼の気持ちを大事にしてあげていいよ~。待ってあげていいよ~」
いつもそんな風に、やはり温かい目で見守って頂きました。
私たちにとって、こんな風にいつでも子供たち主体で待ってくれる姿勢を大事にして下さる事は
私たちの教育の方針にもぴったりで、本当に掛け替えのない存在だな~と感じています。
そんな彼も、そのままフリースクールの小学部への進学が決まっています。
さて、これからどんな風に彼自身が変化し成長していくか・・・
親である私たちも、そして学校も、
ありのままの彼の存在と成長をゆっくりじっくりと見守っています。
長女もそうでしたが、子供の成長はゆっくり歩んでいく子もいれば
慎重に自分の世界を広げていく子もいます。
けれど、これだけは確信して思えること
それは、彼ら自身で自分たちのタイミングと流れで、彼らは勝手に成長してくれるものです。
今はやりたくないことも、2年後3年後には、やりたいことに変わっていて・・・
好きなことも興味のあることも、どんどん沸きあがってくるものです。
そんな彼らの中から生まれてくるものを、大事にしながら成長を見守り、サポートしていきたいと思っています(^^♪
ふと、感じたことを記しておきます。
子供の成長は待つこと。
そのタイミングは彼ら自身がが知っていて、私たちは彼ら自身を信じることが大切。
このことは、お母さんがお産を待つことに似ているな~と。
3人の子供たちをお産した私は、生まれるときを彼らに委ね、彼らを信じ、じっと待つことの大切さを学びました。
彼らは、彼らのペースで、産道を切り開き、暗い道を一人ぼっちで歩んでくる
そんなたくましい彼らは、生きることを、もうちゃんとしっかりと知っているし
必要最小限の「生きるすべ」をもうすでに携えているのだから。
だから、大丈夫!
彼らを信じて、彼らのタイミングで、成長していくのを
親はゆっくりとただ見守ってあげればいい。
待ってあげればいい。
そんなことを私は思います(*‘∀‘)
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