子供のイヤイヤ期は、親のイヤイヤ期?

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子供のイヤイヤ期、皆さんのお子さんにはありましたか?

一般にイヤイヤ期とは、第一次反抗期などとも呼ばれ

赤ちゃんからの成長過程で、自我が生まれ、自己主張がはじまることで、大体2歳から4歳くらいまでに多く見られるようです。

やりたいことや嫌なこと、自分の気持ちが現れることで

とても大切な過程でもありますよね。

現在わが家には、9歳、6歳、3歳の3人の子供たちがいますが

実は上の子二人には、これといって、イヤイヤ期が大変!と感じたことはありませんでした。

それはどうじてかな~と考えてみたことを書いておきたいと思います。

ちなみに、末っ子は今まさに、この時期なのかな~?

わが家のイヤイヤ期の過ごし方と大切にしていること。

イヤイヤ期ってなに?

そもそもイヤイヤ期って何なのかしら?

時々、`魔の二歳児‘なんて言葉も耳にしたりしますが、なんだか響きがすでに怖いですね(笑)

一般にイヤイヤ期は、2歳前後に多くみられる「自我の芽生え」によって起こります。

「これやりたい!」「これはイヤ!」という子供たちのとっても純粋な気持ちの表れかと思います。

赤ちゃんから少しずつ、色々なことができるようになった喜びと、同時にまだまだ上手にできないことへの苛立ちなど、全身で表現しているようにも感じられますね。

わが家の末っ子も、毎日、泣いたり笑ったり大忙しにしています(笑)

そんな時、どうしてた?

私は、ひたすらに`YES‘を貫き通していました。

「あれやりたい」「これやりたい」どんなことでも、やりたいことを、思う存分、満足するまでやらせてあげる。

そして「やりたくない」「これはイヤ」ということは、一切やらなくていい、というスタンスです。

基本的にすべて`YES‘ですので「イヤーイヤー」と泣き叫ぶようなことは、ほとんどありませんでした(笑)

そんなの無理~!と思う方がほとんどかと思いますが

たとえ100%は不可能でも、80%は聞いてあげる、という気持ちで十分かと思います。

私自身も気持ち的には100%を貫いていたつもりですが、現実は80%だったかな~。

でも、可能な限り、彼らのやりたいように、やらせてきました。

時に靴を履くのに1時間かかっても、雨の公園でひたすらに雨に濡れ続けても、家がどんなに汚れ、物が壊れようとて

彼らの「やりたい」を飽きるまでやらせ、「やりたくない」にも可能な限り思い通りにさせてあげました。

これには、ものすごい時間と忍耐が必要です(笑)

`大人‘という感覚と視点で、子供たちと向かい合っていると、「あ~時間がないのに~」とか「あ~部屋が汚れる~」とかイライラ、ムカムカとしてきたりするものです。

大人の時間の感覚と子供の時間の感覚は明らかに違います。

子供は夢中なことを見つければ、1時間でも2時間でも平気で、一点に集中できたりするものです。

これはすべての子供たちがもっている、とっても素晴らしい感覚だと思います。

大人になると、こんな風に夢中になれることって、なかなかなありませんよね。

羨ましいくらい(笑)

2時間もの間、お花を摘み続ける長男のある日

大人の都合を手放す

私はこの時期の彼らと過ごすとき、

時間がない、家の仕事したい、あれしなちゃ、これもしたいのに~

そんな大人の都合をすべて一度手放して、彼らのための時間を優先します。

家なんで多少散らかっててもいいし、ご飯なんて買ってきてもいいし、このまま夜になるまでこれやってても・・・

`ま、いっか‘

の心構えです(笑)

そして、最後はあきらめて、傍観する、です。

「あ~長引きそうだな~」と思った時には、あきらめて、満足して飽きるのを待つ。

私は、のんびりコーヒーを沸かして飲んでいたり、雑誌を開いてみたり。

大切なのは、彼らのやりたい気持ちを満たしてあげること。

それが満ちると子供たちは自然に、違うところへ勝手に歩みだします。

待つこと、見守ることって、何よりも大変で忍耐がいること。

子育てで一番大変なことかもなぁ・・・

要求に応えられないとき

もちろん全ての要求には、応えられない場合もあるかと思います。

たとえそんな時でも、彼らの声を聞いてあげて、その気持ちを理解している、ということを直接しっかり伝えます。

そして「そうだよね~」「わかるよ」と気持ちに寄り添ってあげることを忘れないように。

しっかり、受け止め、肯定してあげることで、たとえ要求が通らなくても、彼らに気持ちはしっかりと伝わります。

帰りたくなくて、岩に張り付いている次男

嵐はやがて去っていく

「あれをしたい」「これじゃなきゃイヤ」

そんな時期も、ふと気がつけば、嵐は過ぎ去り、穏やかな凪のような海になっています。

子供は日々ものすごいスピードで成長していくもの。

でもね、3人の子供たちの様子を見ていて、私もたくさんのことを学んできました。

そして、いわゆる、このイヤイヤ期をどう過ごしてきたかで、そのあとの成長が少しだけ変わってくるように感じています。

それは、どういったことかと言うと

私は、彼らの意見や行動で、命や怪我の危険や、人を傷つけたり、常識やマナーの範囲内であることなど

よっぽどの理由がない限り、怒ったり注意をしたりすることはしないようにしています。

自分で考えて行動すること、そして自分の気が済むまでやってみること、自我が芽生えたイヤイヤ期の時期からずっと、彼らに体験を通して伝えてきたつもりです。

今、少しずつ成長してきた彼らは、自分の思うように行動できる力を持っているように感じています。

そして、普段子育てにおいて、ほとんど厳しいことを言わないからこそ

本当に何かを伝えたい時や、話を聞いてほしい時には、しっかりと人の話をきいてくれるのも助かります。

まとめ

先日、誰かかがこんなことを言っていたのを思い出しました

`子供のイヤイヤ期は、本当は、親のイヤイヤ期なんだよ‘

子供は子供の世界から見て、「あれがいい」「これはイヤ」と自分の気持ちをぶつけてきます。

それに対し、大人である親もまた、「こうでなくてはいけない」「時間がない」「これをしなくちゃ」

と大人の世界からみた気持ちをぶつけます。

ぶつかりあった気持ちは、衝突し、ますます強くぶつかります。

子供がイヤイヤ!と必死で訴えていることに対し、大人もおんなじにイヤイヤ!と叫んでいるよう。

あ~、なるほどね。

子供ではなく、そんな思い通りにならない子供に対して、大人がイヤイヤ期なんだ。

そう思ったら、なんだか、双方がとても愛らしくも思えてきました。

だってどちらも、一生懸命に生きている人間ですもの!

子供が成長していくように、親もまた一緒に成長していけたらいいですね☆彡

私も日々子供たちと一緒に成長させてもらっています。

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